一太郎なら同人小説を簡単に作れる?一太郎で同人誌を作ってみた(1)執筆編

小説受賞経験のある私が、一太郎で同人誌を作ってみた その1

ライター : 柿内典子

一太郎

一太郎

はじめまして、フリーライターの柿内典子です。コバルト短編小説新人賞に入選して、「もしかしたら私、文章を書く才能があるかも?」と壮大な勘違いをしてこの仕事を始めました。

そうした経歴を持つ私ですが、最近、読書家の友人が元気な女の子を出産しました。めでたいことです。それで、何かプレゼントをしようと思ったところ、友人から「典子ちゃん、小説で賞を取ったんだから、何か書いて贈ってよ!」とまさかのリクエストが。しかも、「きちんと本になったものが欲しいな」と言われてしまい……。

そこで私は本を作ることになりました。いわゆる、小説の同人誌作りに挑戦するわけです。しかし、きちんとした本を作るなんてやったことがないので、できるか不安で、まずはWebで調べました。そうしたらなんと、「一太郎2018」を使えば、自宅で簡単に本が作れることがわかったんです。しかも、小説を書く上で便利な機能もそろっているとか。ということで、今回は一太郎2018を使って小説を書いてみることにしました!

小説を書くための準備をしよう!

小説執筆では、気を付けなくてはならないポイントがいくつかあります。ここでは、私がどういった点に注意して小説を書いているかをご紹介します。いろいろな書き方があると思うので、参考程度にしてくださいね!

プロットを完成させてから小説を書く!

アイディアはノートにメモしてプロットを完成させます。

アイディアはノートにメモしてプロットを完成させます。

私の場合は、小説を書く前にまず「どんなストーリーにするか?」を考えます。そして、ジャンルや読者にどんな読後感を与えたいかが決まったら、いよいよプロットを作成します。

今回は、友人へのプレゼント用に小説を作成するので、ジャンルは彼女の好きな「ホラー」にしようと思いました。貴志祐介の「黒い家」や、岩井志麻子の「ぼっけえ、きょうてえ」などを参考にして、ゴリゴリのホラープロットを完成。しかーし! 「これって出産祝いに贈るんだよね? ホラーって微妙じゃない?」と大事なことに気付き、慌てて方向転換をして、心温まる童話調のプロットにしました。

小説のタイトルは「芽衣奈の大冒険 ~赤ずきんちゃん~」。主人公の芽衣奈(娘さんの名前)が、赤ずきんちゃんの世界に迷い込んだという設定です!

小説のタイトルは「芽衣奈の大冒険 ~赤ずきんちゃん~」。主人公の芽衣奈(娘さんの名前)が、赤ずきんちゃんの世界に迷い込んだという設定です!

小説を書くときのルールにも気を付けよう!

愛用のノートパソコンをパチパチする私。

愛用のノートパソコンをパチパチする私。

そうしてプロットを完成させた私。ここから、いよいよ小説を書き始めます。ただし、小説は「ただ書けばいい」というわけではありません。誤字脱字のチェックはもちろん、行頭にスペースを入れたり(会話文は除く)、三点リーダ―(…)を2つセットで使ったりと、守らなければならない表記のルールがいくつかあります。

私はこのルールを守るために、毎回書いた小説をプリントアウトして赤字を入れていました。その作業が本当に面倒くさい! 面倒くさすぎ!さらに、今回は小説を本の形にまでしなくてはならないので、いつも以上に手間がかかる! むきー!!!!

……と、小説を書く上でいろいろと心配なことはありますが、こうした問題は一太郎2018を使えば簡単にクリアできるとのこと。おおぅ、すごいぜ、一太郎! その情報を頼りに、がんばって執筆を進めてみることにしました。

いよいよ一太郎をさわってみるよ!

一太郎2018をインストール。私はDVD-ROMでしたが、このほかUSBメディアやダウンロード版もあるので、そちらでも購入は可能です。

一太郎2018をインストール。私はDVD-ROMでしたが、このほかUSBメディアやダウンロード版もあるので、そちらでも購入は可能です。

初めにお伝えしておくと、小説は縦書きが基本。なおかつ、行数と1行の文字数などにも気を付ける必要があります。これを怠ると、読みにくくなってしまいます。

童話調となると、私は「読みやすい小説のテイスト」がわからないので、既存の小説を参考に、行数や1行の文字数を決めようと思っていました。ところが、一太郎にある「きまるスタイル」を使えば、すぐに見栄えのいい文章スタイルに設定できるのです。そこで早速、ツールバーの「きまるスタイル」から、本・冊子を選択し、好みの文章スタイルを選んでみました。

「きまるスタイル」をクリック!

「きまるスタイル」をクリック!

今回は童話調のお話なので、A5児童書サイズの文章スタイルに設定!

今回は童話調のお話なので、A5児童書サイズの文章スタイルに設定!

読みやすいスタイルを、用意されているテンプレートから選べるのは、本づくりの初心者からすると非常に便利です。ほかにも「きまるスタイル」には、歌集や詩集に向いている文章スタイルもそろっているので、小説を書く以外で使いたいというときもおすすめです。

まとめ:次回からオリジナル小説を書き始めます!

友人の無茶ぶりから始まった今回のお話。次回から本格的な小説執筆を始めます。同人誌制作経験のない私でも、果たして本を作れるのか……。まだまだ不安は残りますが、最後までがんばります! 皆さん、応援してくださいね。

編集部コメント

縦書きや文字数の設定など、書式を決めるのは意外に時間のかかるもの。こういった設定が簡単に決められると執筆の効率も上がりますね。

この後も、一太郎が小説制作をサポートしてくれたようです。次回もぜひご期待ください。



キヤノンは、本サイトに情報を掲載する際には万全を期していますが、それらの情報が正確であるか、最新であるか、お客様にとって有用であるか等について、一切保証いたしません。

運営について

「どうつくる どうじんし」はキヤノンが運営する同人活動応援サイトです。
キヤノンは、本サイトに情報を掲載する際には万全を期していますが、それらの情報が正確であるか、最新であるか、お客様にとって有用であるか等について、一切保証いたしません。

お問い合わせはこちら

同人誌とZINEを楽しむための情報をお届けします

Twitterアカウント@Canon_doujinで
最新情報を発信しています