一太郎で同人誌向き印刷はできる?一太郎で同人誌を作ってみた(3)印刷編

このサイト記事はキヤノンがライターに依頼し作成しました。そのため、印刷手段にキヤノンのインクジェットプリンターが使用されます。予めご了承ください。

小説受賞経験のある私が、一太郎で同人誌を作ってみた その3

ライター : 柿内典子

コバルト短編小説新人賞に入選して、「もしかしたら私、文章を書く才能があるかも!?」と壮大な勘違いをしてフリーライターになった私、柿内典子。読書家の友人が元気な女の子を出産したことで、一太郎2018に助けられながら小説を執筆・本の形にまでしてプレゼントすることになりました。前回、なんとか小説を完成させた私。総文字数は18,000超え! がんばった! 本当によくがんばった(うぇーい)!でも、これで終わりじゃありません(ずーん……)。ここから最終工程、本の形にするところに移ります。

アウトプットナビを使おう

私は、小説を本の形にしたことがありません。そこで、まずは何からすればいいのかを調べてみることにしました。すると、小説を本の形にする場合は、「表紙」や「目次」のほか、著者名や発行日の情報を巻末に表記する「奥付」と、書籍タイトルと章タイトルを記載する「中扉」も作る必要があると発覚! 実際に作るまで、その存在を忘れていました。完全に「そんなのあったよね」という気持ちでした。まだまだやることがあるのかと、気持ちが萎えてしまいそうになりましたが、ここでも一太郎2018を使えば、これらがサラッと作れるとか! 今回も、一太郎にしっかり甘えて制作しました。感謝の気持ちも込めてここで紹介します。

まずは目次を作ってみた

目次を作成。各章のページ数は自動的に表示されます。

目次を作成。各章のページ数は自動的に表示されます。

私が執筆した「芽衣奈の大冒険 ~赤ずきんちゃん~」は、いくつかの章に分かれています。何ページ目に何の章が書かれているかが一目でわかるよう、目次を作ります。

まずは、画面右側の基本編集ツールパレットの「文章編集」から「目次」をクリック。本文で目次として表示したい行頭を選択したら、「目次1」を選んで目次登録をします。このように、行頭選択、目次に登録、行頭選択、目次に登録……と続けると、登録されている文字が画面左側のジャンプパレット(画像の赤枠です)に表示されます。目次とジャンプパレットの内容に誤りがないか確認します。

縦書きだけでなく横書きの目次スタイルもあります!

縦書きだけでなく横書きの目次スタイルもあります!

再び、右側の基本編集ツールパレットに戻り、「目次」から「目次ギャラリー」を選択。この中から自分の好きな目次スタイルを設定すれば、簡単に目次ページが作れます。目次を作ったことがなかった私ですが、たったこれだけでおしゃれなデザインの目次を完成させられました!

奥付や中扉もビシッと作れちゃう!

「基本編集ツールパレット」から「EPUB編集ツールパレット」に変更。

「基本編集ツールパレット」から「EPUB編集ツールパレット」に変更。

次は、奥付と中扉を作ります。どちらもやり方は簡単で、右側にある基本編集ツールパレットの右上をクリックして「オプション」を選択。「基本編集フェーズでEPUB編集ツールパレットを利用する」にチェックを入れてOKを押すと、「基本編集ツールパレット」が「EPUB編集ツールパレット」に切り替わります。このEPUB編集ツールパレットを利用することで、本の形にするのに適した細かい編集が簡単に行えます。

中扉を作るときは、中扉として表示させたい行を選択。EPUB編集ツールパレットの「書籍編集」から「中扉」で文字組と行揃えを選べばOK。これだけで、簡単に中扉ができちゃいます。

中扉を作るときは、中扉として表示させたい行を選択。EPUB編集ツールパレットの「書籍編集」から「中扉」で文字組と行揃えを選べばOK。これだけで、簡単に中扉ができちゃいます。

中扉があるだけで、急に本らしくなりました。さらに、奥付ができたら、もう本です! 印刷もしてないけれど、私の頭の中では、本ができた感じがしてきました。「誰かと分かち合いたいのに!」という気持ちでいっぱいでした。

奥付も同じ要領で作成します。本文ラストにタイトル、著者名、発行日を入力したら、ドラッグで選択。EPUB編集ツールパレットの「書籍編集」から「奥付」を選んで、文字組と行揃えを選べば完成!

奥付も同じ要領で作成します。本文ラストにタイトル、著者名、発行日を入力したら、ドラッグで選択。EPUB編集ツールパレットの「書籍編集」から「奥付」を選んで、文字組と行揃えを選べば完成!

小説愛が爆発したので、自分で表紙を描いてみた

表紙のラフ画は完全自作!

表紙のラフ画は完全自作!

一太郎2018には「表紙ギャラリー」という表紙のテンプレートがあります。これを使って表紙を完成させてもいいのですが、「ここまでがんばってきたのだし、もっとオリジナリティを出したい!」と、私の中の「小説愛」が爆発! 小説の表紙を自分で描いちゃいました!

しかし! まさかの問題発覚……!あっ! 表紙の表と裏が逆だった!

二つ折りにしたとき左側に表紙がこないとダメなのに右側に描いていました……。  描き直さないと‼

二つ折りにしたとき左側に表紙がこないとダメなのに右側に描いていました……。 描き直さないと‼

明日から予定が詰まっているので、描き直しできるのは今日だけです!

明日から予定が詰まっているので、描き直しできるのは今日だけです!

そして、できました!

こちらが正しいラフ画です

こちらが正しいラフ画です

このラフ画を基に、水彩絵の具とクーピーを使って、色をつけて表紙のイラストは完成。これをスキャンして、表紙のタイトルや著者名を入力。細部にまでこだわりました!

あとは印刷するだけ! 自宅のプリンターで簡単印刷

そして表紙が完成。あとは小説を印刷するだけです! 一太郎2018では「ファイル」から「アウトプットナビ」を開くと、「冊子形式」の中から「印刷所にデータを入稿する」「折り本をつくる」「電子書籍として保存する」など、用途に合わせて小説の出力方法を選べます。

今回はプリンターを使って印刷するので、「中とじ本・平とじ本をつくる」を選択。

今回はプリンターを使って印刷するので、「中とじ本・平とじ本をつくる」を選択。

プリンターのスイッチをオン!

プリンターのスイッチをオン!

プリンターから自分の小説が出てきたとき、「よくがんばったな……」とこれまでの出来事が走馬灯のように脳裏を駆け巡りました。パソコンがフリーズしたこと、上書き保存を忘れて小説を書き直したことなどなど。でも、何より表紙の描き直しのショックが大きい……。いろいろありましたが、本当によくがんばったと思います! 誰か褒めて! 褒めてくれ!

印刷中……。

印刷中……。

完成です!

完成です!

まとめ:同人誌を作ったことがなくても、楽しく本を作ることができました!

紆余曲折あったものの、何とか小説を本にするまでできた私。友人にプレゼントしたら、「すごーい! 家宝にするね!」とめちゃくちゃ喜ばれました(わーい♪)。ここまで完成度が高い小説を作れたのも、一太郎のおかげです! 次は同人誌即売会に向けて、恋愛小説でも書いてみようかな!?

編集部コメント

一太郎は、執筆、校正に加えて、本づくりをサポートする機能も備えているのですね。小説家であっても、本を作ったことはない柿内さんが手作りの表紙を作ることができたのも、一太郎が難しい作業をサポートしてくれて作業効率が上がったからかもしれませんね。

ソフトのサポートは便利ですが、知識を身に着けたいという人に向けた記事もあります。ぜひご覧ください。



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