アート初心者も楽しめるデザインイベント「真夏のデザインフェスタ2018」

ライター : Rica

真夏のデザインフェスタの看板

真夏のデザインフェスタの看板

デザインフェスタには学生時代を含め、10回以上出展経験があります。地方の学生だった私が、東京でイラストレーターになるきっかけにもなったイベントなので、とても思い入れがあります。そんなデザインフェスタ、略して「デザフェス」が、2年前から夏にも開催されているんです。

そこで、わたくしRicaが、2018年8月4日(土)、5日(日)に開催された「真夏のデザインフェスタ 2018」を取材してきました! 過去の出展経験を活かし、作り手側の目線でレポートいたします。

デザインフェスタとは?

「真夏のデザインフェスタ 2018」を取材してきました!

「真夏のデザインフェスタ 2018」を取材してきました!

皆さんは「デザインフェスタ」をご存じですか? 行かれたことはなくても、聞いたことはあるという方も多いかもしれませんね。デザインフェスタとは、毎年春と秋に東京ビッグサイトで開催されているアートイベント。1994年からスタートして、2018年の5月で47回目を迎えた歴史あるイベントなのです。「真夏のデザインフェスタ」は、デザインフェスタの番外編のような存在ですね。

春と秋のデザフェスはどんどん規模が大きくなっていて、2日間で10,000ほどのブースが出展しています。毎回、募集枠を申込み数が上回っているため、落選が多く出ている状況です。それに比べると夏は小規模で、アットホームな雰囲気です。今回は東京ビッグサイトの東4、5、6ホールでの開催で、2日間で延べ1,500ほどのブースが出展していました。

出展者の特徴や来場者の求めるもの

出展者は、アーティストやデザイナーなどで、アマチュア、プロ問わず、学生からシニア世代、外国人まで、内容も人も年齢層も幅広いのが特徴です。
そんなアーティストたちによる、絵画・立体・アクセサリー・ファッション・雑貨・映像など、さまざまなジャンルのオリジナル作品が展示・販売されています。来場者は、そんなアーティストたちのオリジナル作品を入手したり、同じアーティストとして刺激を受けたりしに、デザインフェスタにやってきます。

デザインフェスタの入場料は?

入場料は、各プレイガイド、コンビニエンスストアで購入する前売り券なら、1日券800円、両日券1,500円。当日券なら1日券1,000円、2日間ペア券1,800円です。

デザインフェスタの歩き方

「真夏のデザインフェスタ 2018」会場の様子。東京ビッグサイト東4、5、6ホールでの開催です。

「真夏のデザインフェスタ 2018」会場の様子。東京ビッグサイト東4、5、6ホールでの開催です。

まずはブースを見て回りましょう。ここでしか会えない一点物がたくさんあります! 気になるアイテムを見つけたら、買い逃しのないように注意しましょう。「あとで買おう」なんて思っていたら、戻ったときには売り切れてしまっているかもしれませんよ。
また、普段は直接交流する機会のないアーティストさんたちとお話しすることもできます。出展者側もお客さんや他の出展者と交流したい方が多いので、興味のあるブースには声をかけたり、好きな作品には感想を伝えたりすると喜ばれると思います。ただし、忙しそうなときは、タイミングを見計らってくださいね。

通常のブース以外にワークショップやライブペイントも!

真夏のデザインフェスタでは、夏休みの親子も参加できるようなワークショップエリアもあります。また、専用の大きい壁に絵を描くライブペイントエリア、パフォーマンスしたりオブジェを展示したりできる「Myスポットエリア」、春・秋の通常のデザフェスより広く設けられているのも特徴です。ライブペイントのキャンパスは高さ3.6m×幅8mという巨大なもので、インパクト抜群でした!

入退場自由で飲食スペースもある

飲食スペースでは、金沢カレーなどの日本各地のグルメなどが多数出店されています。テーブルや椅子もあるので、食事をとれるだけでなく、歩き疲れたら休憩もできます。
デザインフェスタの開催時間は11:00?19:00です。時間が長いので再入場も自由です。デザフェスは午後からのんびり遊びに来るお客さんが多い印象。ただし、あまり遅い時間だと、目当ての商品がなくなってしまうかもしれませんね。

気になった出展者を紹介します!

ここからは、私が今回のデザインフェスタで気になった出展者をご紹介します。
なお、紹介していない出展者の中にも、工夫を凝らしたブースや素敵な作品があったので、次回は皆さんの目で直接見てくださいね。

金星灯百貨店

金星灯百貨店さん。白猫のキャラクターグッズをたくさん販売されていました。

金星灯百貨店さん。白猫のキャラクターグッズをたくさん販売されていました。

ご夫婦で出展されている金星灯百貨店さんは、都内にご自分のオリジナル雑貨ショップを持ってらっしゃるそうです。白猫のマイカちゃんの、レトロでアナログな雰囲気の雑貨を数多く出展されていて、まさに百貨店! デザフェスの同人誌はイラスト集や写真集が多い印象ですが、私が手に持っている本は、キャラクターをより深く理解できる内容の本でした。

空想街雑貨店

空想街雑貨店さん。繊細でアナログの温かみのある作品たち。

空想街雑貨店さん。繊細でアナログの温かみのある作品たち。

水彩で空想の街を描かれている空想街雑貨店さん。紙を重ねて立体感を出しているクラフト作品は、一つひとつ手作り。手間暇かかった一点物に出会えるのも、デザフェスならではですね。作品とは関係ないですが、楽天IDやクレジットカードで支払いができる機械をお持ちでした!

実は、この機械の存在を、ほかの出展者さんから教えてもらって導入したそうです。出展者さん同士の距離が近くて、いろいろ情報交換できるのもイイですよね。

TAKUMI ARMORY

TAKUMI ARMORYさん。大きなアイテムを実際に持つことができてインスタ映えします!

TAKUMI ARMORYさん。大きなアイテムを実際に持つことができてインスタ映えします!


一際目立つファンタジー系アイテムを展示販売されているTAKUMI ARMORYさん。私もお願いして、持たせていただきました。やはり売れ筋は小さな物のようですが、大きいアイテムはコスプレイヤーさんに人気だそうですよ。

デザインフェスタに出展しよう

初めに紹介しましたが、デザインフェスタは、オリジナル作品であればプロ・アマ問わず誰でも参加することができる自由なアートイベントです。ですから、基本的に出展条件はありません。

デザインフェスタの出展形式

デザインフェスタの出展形式は以下のとおりです。

  • 個人で借りるのに最適な「一般ブース」(サイズはS:1.8m×0.9m、M:1.8m×1.8m、L:2.4m×2.4mがある)
  • ステージでファッションショーやダンス、歌などのパフォーマンスができる「ショーステージ」
  • 高さ2m以上の壁面に、その場で作品を描き上げる「ライブペイント」
  • 来場者といっしょに作品を作り上げる体験型の「ワークショップ」
  • 屋外のスペースで、アコースティック楽器での演奏などができる「パフォーマンスエリア」
  • また、真夏のデザインフェスタでは、以下の出展形式もあります。
  • 空間全体を作品として表現することができる「Myスポットエリア」
  • 学校が活動紹介や作品を展示している「キャンパスブース」

デザインフェスタの申込み方法

申込みは、デザインフェスタ公式サイトの「出展ご希望の方へ」や、過去の出展者の様子を見て、自分の作品に合うブースを申し込みましょう。

ただし、基本的にはどのブースもスペースのみです。壁に使う板や机などをすべて持ち込むか、運営が準備している備品一覧からレンタルの申込みをしておく必要があります。レンタルできる物は、「デザインフェスタ出展者用レンタル備品カタログサイト」で確認できますので、値段やサイズなどに注意しながら申し込みましょう。

designfesta.com

どのデザインフェスタに出展する?

前述したように、真夏のデザインフェスタより、春・秋のデザフェスのほうが、出展者も来場者も格段に多いです。ブースも人も多いほうがたくさんの人に見て・買ってもらえると思いがちですが、実はイベントの規模と売上は、必ずしも比例しません。ブースが多いと、足を止めてくれない率も高くなります。

春・秋のデザフェスは、軽く1周見て回るだけでも3時間はかかってしまうので、目立つブースや人だかりができているブース以外には、目が留まりにくいです。たくさんのブースの中で目立つには、大規模な展示方法や飾りが必要になりますが、大きく派手な物を準備するにはかなりコストがかかります。

逆に、ブースが少ないほうが、通りすがりに足を止めて、ゆっくりお話しして仲良くなれたりします。結果的に、お友達やファンが増えたり、売上も良かったりする可能性が高くなるのです。ですから、デザフェス初心者にも上級者にも「真夏のデザインフェスタ」はおすすめです!

まとめ:次に出展するのは皆さんかも!

次回のデザインフェスタ vol.49は、東京ビッグサイト西ホール全館にて、2019年5月18日(土)・19日(日)開催です。春も秋も真夏も、規模以外は基本的に同じですので、未経験の方は一度デザインフェスタの雰囲気を体験してみて、自分に合うと思ったら、申込みを検討してみてはいかがでしょうか。
実際に行くと、何かを作りたくなるし、参加したくなりますよ。私も久しぶりに参加したくなっています!

編集部コメント

アマチュアが出展するイベントというと、コミックマーケットを思い浮かべる人が多いと思いますが、今回レポートしたデザインフェスタも、それに引けを取らない楽しそうなイベントですね。展示方法に関しては、机も何もないゼロから作るので出展者の工夫がいろいろと垣間見られて、同人誌即売会のブースを考える上でも、参考になりそうですね。

同人誌だけでなく、自分でもハンドメイド作品を作ってみたいと思った方は、ぜひ「制作環境抜群!塗装ブースからミシンまでそろったレンタル制作スペース「秋葉原工作室」」の記事もご覧ください。

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